革靴の記事を投稿するにあたり、そういえば製法も大事だよな…って事で簡単にご紹介していこうと思います。

 

革靴の製法

革靴の製法には、グッドイヤー・ウエルト製法、マッケイ製法、ステッチダウン製法、プラット製法、カリフォルニア製法、ダイレクト・バルカナイズ製法、セメンテッド製法7種類あります。
ここでは、一般的な4種類について簡単に説明していきます。

 

グッドイヤー・ウエルト製法

グッドイヤー製法

グッドイヤー製法とも呼ばれる

・甲革や裏革等、甲の部品を縫い合わせて出来上がった「アッパー」と「底」をジョイントさせる点が最大の特徴

・中底につけられた 「リブ」と「アッパー」をすくい縫いした後、「中物」と「シャンク(靴の背骨となる芯材)」を詰めてから、「表底」と「細革」を出し縫い

・他の製法にはない「リブ」と「細革」が履き心地の良さの秘密

アッパー部分とアウトソール部分が直接つながっていない点も特徴の一つ

アウトソール単体の交換が可能なため、長く履く事ができる

・製法工程が複雑なため、重厚な仕上がりとなる

丈夫で実用性が高く、長時間履いても疲れにくい点が人気

・アメリカ、イギリスなどの紳士靴に多い製法

・見分け方:マッケイ製法と比べて底が分厚い事

 

マッケイ製法

マッケイ製法

甲革と中底と表底を一緒に通し縫いする比較的簡単製法

スマートな形とソフトな足入れ、そして軽い事で人気

・馴染むと靴下のように足を包み込まれるような履き心地になる

・ローファーなどのスリッポンシューズ、イタリア靴などに多い製法

・見分け方:靴の中から見ると中底の回りに縫い糸が見える事

 

ステッチダウン製法

ステッチダウン製法

・グッドイヤー製法以前の代表的&伝統的製法

・甲革の端を外側に向けて表底に貼りつけ、その部分を出し縫いするという素朴な製法

・アウトソールは中板と一緒に縫いつけるか接着剤で張り付けるため、グッドイヤー製法よりもシンプルな製法

・しかし頑丈で気密性が高く水が浸入しにくい構造

軽くて屈曲性が良く、柔らかい履き心地

底回りの独特な風合いが人気

・子供靴、大人のウォーキングシューズ、カジュアルシューズなどに用いられる

・見分け方:グッドイヤー製法と違い、ミッドソールの上にアッパーの革が見える

 

セメンテッド製法

セメンテッド製法

軽くて安い事が最大の特徴

・アッパーと表底を接着剤で貼り合わせ、加圧密着させる製法

・構造が簡単で機械での大量生産が可能なため、低価格で提供する事が可能

軽く屈曲性に富む反面、底がスリ減ったときのソール交換は困難

・見分け方:内側にも外側にも縫い目がない

 

私が始めに購入したのが安価な「セメンテッド製法」でした。

こちらは本当に安いだけで物持ちは良くありませんでした…

それ以降私は、丈夫で長持ちな「リーガル」の「グッドイヤー製法」を圧倒的に支持しています。

長く履ける事は大切です!!

 

 

以上、革靴の製法についての簡単解説でした。

また、機会があればその他の製法についても解説していこうと思います。

リーガルさんの公式サイトにてとても詳しく製法についてまとめてありますので、こちらも合わせてご覧下さい。

リーガル 靴の基礎知識

靴のリーガル【メンズ】